コンベヤの落差で反転倒立

コンベヤの落差で反転倒立

落差活用による高能力90°反転倒立システム

課題

連続で流れてくる搬送物を90°反転させて立てる必要がある工程では、従来の機械的な反転装置ではタクトタイムが長く、高速ラインへの対応が困難でした。また、複雑な機構による装置の大型化やメンテナンスコストの増加も問題となっていました。シンプルな構造で高い処理能力を持つ反転システムが求められていました。

解決策

連続で流れてくる搬送物を、コンベヤの落差で90°反転させて立てるシステムを構築しました。流れの中で行うので、高能力の対応が可能です。重力と落差を利用した物理的な反転メカニズムにより、複雑な制御や機構を必要とせず、連続的に搬送物を立てることができます。シンプルな構造により高い信頼性とメンテナンス性を実現し、高速処理を可能にします。

ベース機種

MMX224(高速&24時間運転対応タフネスベルトコンベヤ)をベースとして使用。目安搬送質量35kg/台、ベルト幅50~600mm、機長50~1000cm、テールローラφ34mmの仕様で、高速・長時間運転にも耐える高性能・高品質設計です。落差を活用した反転機構と組み合わせることで、連続流れの中で確実な90°反転倒立を実現する高能力システムを提供します。

関連データ

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