用語集
ア行
- アンカー
- 床などの基礎に機器を固定するための部品。オールアンカー、グリップアンカー、ケミカルアンカーなど、設置場所や用途に応じた種類がある
- アンカープレート
- 床などの基礎に機器をアンカー固定するためのプレート
- インバータ
- 周波数調整機。インダクションモータとつないで出力周波数を変更し、モータの回転速度を変更させる目的で使用される。ON-OFFスイッチとボリュームが操作できる「スピコンインバータ」 の他、様々な機能が追加された「汎用インバータ」がある
- 裏サン
- コンベヤベルトの裏面側に取り付けられる蛇行防止用のサン(ガイド)を指す現場用語。
ベルト裏面に設けたガイド部材をフレーム側の案内部と接触させることで、走行中のベルト蛇行を抑制する目的で使用される。 - エアー
- 空気の力を使った機器(エアー機器)を動作させるための圧縮空気のこと
- エンコーダ
- 回転速度をパルス信号に置き換えるための機器。ベルトコンベヤではドライブプーリ軸と連結したりベルト上部に取り付け、コンベヤ速度を検出するために使用することがある
- エンドレス部
- コンベヤベルトにおいて、ベルトを輪状(エンドレス)にするために接合された部分を指す。ジョイント部とも呼ばれ、日本語では「継ぎ目」と表現されることもある。
接合方法には接着や加硫などがあり、エンドレス部はベルトの耐久性や走行安定性に影響する重要な部位である。 - オーバーラン
- コンベヤや搬送装置の位置決め動作において、停止指令後も惰性により所定位置を行き過ぎてしまう現象を指す。
主に搬送物の質量、速度、摩擦条件、制御特性などの影響により発生し、位置ズレや停止精度低下の要因となる。
カ行
- ガイド
- コンベヤ上で搬送物の位置を規整するためのレール状の部品
- 間欠運転
- 一定時間ごとなどあらかじめ設定された条件に従って、コンベヤの運転/停止を繰り返す運転動作のこと
- 組付け
- 機械や部品を設計どおりの位置関係で組み立て、取り付ける作業を指す。コンベヤにおいては、フレーム、ローラ、ベルト、駆動部などを装置として成立させる工程を意味し、工場内での製作・調整作業を含む場合が多い。
現地で行われる据付工事(設置・固定・レベル出し等)とは区別して用いられる。 - クラック
- 搬送業界においては、ベルト表面や芯体に発生するひび割れを指して用いられることが多い。
主に経年劣化、屈曲疲労、低温環境、薬品・油分の影響などにより発生し、進行するとベルト破断や搬送トラブルの原因となる。 - 系外排出
- ライン上を流れる搬送物をライン外に払い出すこと
- コンベヤ
- 搬送物を連続的に搬送する機器のこと。ベルトコンベヤ、ローラコンベヤ、振動コンベヤ、スクリューコンベヤなど、様々な種類がある。「コンベア」と表記されることが多いが、JIS上の表記は「コンベヤ」とされている
サ行
- シャトルコンベヤ
- 機長が自動伸縮するコンベヤのこと。一定間隔や搬送物をセンサで感知した場合など、伸縮の条件は用途にあわせて設定する
- シュート
- 搬送物をスムーズに落下させるための板状の部品。コンベヤの出口側につけて使用する。
- 摺動音
- コンベヤの運転中に、ベルトや搬送物がフレーム、ガイド、ローラなどと擦れることで発生する音を指す。
ベルトの蛇行、テンション不良、ガイド接触、摩耗などが主な要因で、正常時には発生しないことから異音として扱われることが多い。 - スカート
- 搬送物(主に「バラ物」と呼ばれる小さなもの)が、コンベヤの左右にこぼれるのを防止するために取り付けられるゴム・樹脂などの板のこと。コンベヤの流れ方向に取り付けて使用する
- スナップローラ
- ドライブプーリにベルトを巻きつけるためのローラ。ドライブプーリとベルトの接触面積を増やし、伝達力を向上させる目的で設置される
- スプロケット
- 軸同士で回転力を伝達させるための歯のついた円盤状の部品。チェーンをかけて使用する
- センサ
- 搬送物や機構の位置状態を検知するための機器。
検知対象物への赤外光反射を検知する「光電センサ」、同様の仕組みでより精度を高めた「レーザセンサ」、外部から加わる力を検知する「リミットスイッチ」、磁力で検知をする「近接センサ」などがあり、使用する場所や用途に応じて使い分ける
タ行
- タイミングプーリ
- 軸同士で回転力を伝達させるための歯(溝)のついた円盤状の部品。タイミングベルトをかけて使用する。
- タイミングベルト
- チェーン同様、軸同士で回転力の伝達に使われる部品。チェーンと比べると高速時の騒音が少ないなどの利点がある
- 蛇行
- ベルトコンベヤにおいて、コンベヤ幅方向に対して中央を走行せずに、左右どちらかに偏って走行する状態のこと。ベルトやローラに異物が付着している場合や、ベルトが伸縮して左右のバランスが崩れた場合、ローラの調整がうまくされていない場合に起こりやすい
- 蛇行レス
- ベルトコンベヤにおいて、ベルトの裏側に桟をつけてフレームやローラの溝にはめることで、ベルトの蛇行を軽減する構造のこと
- ダストパン
- コンベヤ下にゴミ等が落下しないようにするために、コンベヤの下部に取り付けてゴミ等を受ける板状の部品
- チェーン
- 軸同士で回転力の伝達に使われる部品。タイミングベルトと比べると安価だが、スプロケットとの噛みあいでのガタが大きい、高速時の騒音が発生しやすい、などの欠点もある
- チェーンカバー
- チェーンとスプロケット部を覆う安全カバー
- テーパローラ
- 左右で直径が異なる円錐台型のローラで、主にカーブコンベヤで使用される。左右で周速が異なるので
搬送物を円弧上に搬送することができる - デパレタイザ
- パレット上の段ボール等の荷物を、自動で下ろすための設備。単軸ロボットを組みあわせたものや、多関節ロボットを使用したものなどがある。
- テンション跡
- コンベヤにおいて、ベルトに過度な張力がかかった状態や、長時間同一位置で保持されたことにより、ローラやプーリの形状がベルト表面に残る現象を指す現場用語。
放置すると走行不良や異音、ベルト劣化の進行につながる場合がある。 - 天吊り
- コンベヤなどの機器を天井梁から吊り下げる設置方法のこと。吊り下げる機器や搬送物の重量、吊り下げ部品をつける間隔、天井梁の強度等の要素を考慮する必要があるため、慎重な検討が必要
- ドライブプーリ
- モータの回転力をベルトに伝えるためのプーリ。軸側にはモータやスプロケット・チェーンを介してモータをつなぎ、プーリ表面にはベルトを巻き付けて摩擦力によってベルトを回転させる
- トレーター
- マルヤス機械が展開する垂直直搬送機の製品名称。搬送物を上下方向に直線的に移載する装置で、工程間の高低差解消や省スペース化に用いられる。
一般的な分類としては「垂直搬送機」「垂直昇降コンベヤ」に該当する。
ナ行
- ナイフエッジ
- ベルトコンベヤの入口側や出口側において、乗り移りをよくするためにベルト内側にプレートを差し込んだ構造のこと。ベルトとプレート間で摩擦熱が発生するため、高速域での使用や熱に弱い搬送物を運ぶ際には適していない
ハ行
- パレタイザ
- パレットに段ボール等の荷物を、自動で積み付けする設備。単軸ロボットを組みあわせたものや、多関節ロボットを使用したものなどがある。
- フリーローラ
- ローラコンベヤにおいて、モータなどの駆動源をもたないタイプのもの。主にコンベヤ自体を傾斜させて設置し、搬送物の自重(重力)を利用して搬送物を搬送したり、搬送物を滞留させる目的で使用される
- ベルトコンベヤ
- 搬送物を運ぶ部分が樹脂やゴム製のベルトでできているコンベヤ
マ行
- モータローラ
- 内部にモータが組み込まれたローラで、並べてローラコンベヤを構成したり、コンベヤなどの機器間の乗り移り補助として使われる。モータローラにはACタイプとDCタイプがあり、近年は環境負荷の少ないDCタイプが主流となってきている。
ヤ行
- 揚程
- コンベヤや垂直搬送機等の入口~出口間の搬送面高さの差のこと
ラ行
- リフト
- 垂直搬送機の一種で、エレベーター同様に積載部が上下の往復運動をするもの
- ローラコンベヤ
- 搬送物を運ぶ部分がローラ(ローラー)でできているコンベヤ
ワ行
- ワーク
- 搬送物のこと
英語
- AC
- 交流電源。国内では単相100V、単相200V、三相200Vなどの商用電源がある
- DC
- 直流電源。ACと比べて効率がよく、センサや小型モータなど、電力を多く必要としない機器で使用されることが多い。
数字
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