幅調整式ガイド
課題
多品種の搬送物を扱う生産ラインでは、製品サイズの変更に応じてガイド幅を頻繁に調整する必要があります。従来の固定式ガイドでは、ライン変更のたびに工具を使ってガイドを取り外し、位置を調整し、再度固定するという煩雑な作業が必要でした。この調整作業には時間がかかり、生産ラインの停止時間が長くなることで、全体の生産効率が低下していました。また、作業者によって調整精度にばらつきが出ることもあり、搬送物の流れが不安定になるケースもありました。さらに、ガイドは単なる案内機能だけでなく、作業台としても使用したいという要望がありましたが、従来の構造では両立が困難でした。工具不要で迅速かつ正確にガイド幅を調整でき、同時にテーブル機能も兼ね備えた、生産性向上に貢献するコンベヤシステムの開発が求められていました。
マルヤス機械からのご提案
搬送物の幅に応じて、ガイド幅を調整を、回転ハンドルの操作で、できるようにしています。
生産ラインの変更時などの作業効率の向上に繋がります。
ガイドはテーブルも兼ねていて、ステンレス材を使用しています。
解決策
搬送物の幅に応じてガイド幅を工具なしで調整できる、回転ハンドル式のガイド幅調整機構を採用したコンベヤを製作しました。ハンドルを回転させるだけで、迅速かつ正確にガイド位置を調整できるため、生産ラインの変更時における作業効率が大幅に向上します。ガイドはテーブルとしても機能する設計となっており、搬送物の仮置きや作業台としても活用できる実用性を実現しました。材質にはステンレスを採用し、衛生面でも優れた性能を発揮します。調整機構は堅牢な設計で、繰り返しの調整にも耐える耐久性を確保しており、長期使用においても調整精度を維持します。この機構により、製品切り替え時のダウンタイムを最小化し、多品種少量生産ラインにおける柔軟な対応が可能になりました。
ベース機種
MMX224(高速&24時間運転対応タフネスベルトコンベヤ)をベースに使用。目安搬送質量35kg/台、ベルト幅50~600mm、機長50~1000cm、テールローラφ34mmを持つミニシリーズの高性能コンベヤで、高速運転と24時間連続運転に対応したタフネス設計が特長です。スピコン変速・汎用インバータ変速・DCモータ変速に対応し、幅広い速度調整が可能。SP仕様(ステンレス仕様)にも対応し、食品業界などの衛生管理が求められる環境でも使用できます。2D/3D CAD図が公開されており、設計段階での検討も容易です。
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