サーボループ

連続流搬送物の定数集積と包装工程自動化システム

課題

次々と流れてくる搬送物を決められた数量で集積し、包装機や結束機、箱詰め装置に供給する工程が手作業で行われており、作業の煩雑さと労働負荷の大きさが問題となっていました。特に箱詰め作業では、搬送物を一つずつ手で取り扱う必要があり、作業者への負担が大きく、人員確保も困難な状況でした。省力化・省人化を実現し、作業環境を改善する自動化システムが求められていました。

解決策

次々と流れてくる搬送物を、「サーボループ」と言われる装置で決められた数量を1つの塊りとなるように集積するシステムを構築しました。定数になったらプッシャで払い出し包装機や結束機に供給します。箱詰め装置と合わせることで、手作業だった箱詰め工程を自動化させることが可能です。サーボループによる精密な制御により、連続して流れる搬送物を正確に計数・集積し、安定した定数供給を実現します。

ベース機種

マルヤス機械のオーダーメイド対応により、サーボループシステム、プッシャ機構、包装機・結束機・箱詰め装置との連携を統合した専用設計を実現します。搬送物の形状・サイズ・集積数に応じて最適なサーボ制御と集積機構を設定し、連続搬送から定数集積、後工程への供給までを一貫して自動化した高効率システムを提供します。

関連データ

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