吸着移載装置

複数搬送物の同時移載とロータリージョイント採用で信頼性向上

課題

搬送物を1個ずつ移載していては処理能力が不足し、生産性向上の妨げとなっていました。また、従来の移載装置では配管が外部に露出しているため、装置の回転動作時に配管のねじれや破損が発生しやすく、メンテナンス頻度の増加や装置停止による生産性低下が課題となっていました。

解決策

搬送物を複数まとめて吸着し、次工程用コンベヤ上に供給する複数同時吸着移載装置を開発しました。配管を外側に露出させないロータリージョイント構造を採用することで、配管のねじれ・破損等を防ぐことができます。この構造により装置の信頼性が大幅に向上し、長期間の安定稼働を実現します。複数個同時処理により処理能力を向上させながら、メンテナンス性も両立した設計となっています。

ベース機種

マルヤス機械のオーダーメイド対応により、搬送物の個数・配置・重量に応じて最適な複数吸着パッド配置とロータリージョイント仕様を設計します。配管保護と高い処理能力を両立した信頼性の高い移載システムを提供し、長期間の安定稼働と高い生産性を実現します。

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