浮上式直角移載機

段ボール・コンテナの効率的な90°方向転換システム

課題

ローラコンベヤで搬送される段ボールやコンテナなどを直角方向に方向転換させる際、従来の方式では搬送物への負担が大きく、損傷や位置ずれが発生しやすい問題がありました。また、重量物の方向転換では大きな動力が必要で、設備の大型化やエネルギーコストの増加も課題となっていました。スムーズで確実な直角移載システムが求められていました。

解決策

ローラコンベヤで搬送されてくる段ボールやコンテナなど、直角方向に方向転換させたい場合に浮上式直角移載機を導入しました。搬送物を一時的に浮上させることで、ローラとの摩擦を軽減し、スムーズな90°方向転換を実現します。浮上機構により搬送物への負担を最小限に抑えながら、確実で効率的な直角移載を可能にします。

ベース機種

MCD-50(丸ベルト駆動アキュームローラコンベヤ)をベースとして使用。目安搬送質量50kg/m、呼び幅315~630mm、機長(ストレート)60~300cm、角度(カーブ)30°・45°・60°・90°、ローラ径φ50.8mmの仕様で、丸ベルトを動力伝達に用いたカウンタドライブのスタンダードタイプです。浮上式トランスファ機構をオプション装備することで、重量物の段ボールやコンテナでもスムーズな直角移載を実現します。

関連データ

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