緊急遮断装置対応コンベヤ③
エアシリンダ式乗移りローラ退避機構付き防火シャッター対応コンベヤ
用途
防火シャッターが設置された区画を跨いでコンベヤラインを構築する際、緊急時にシャッターが閉鎖できない問題がありました。通常の連続したコンベヤ配置では、シャッター降下時にコンベヤ同士をつなぐ乗移りローラがシャッターの閉鎖を物理的に妨げてしまい、防火区画の機能が損なわれる危険性がありました。消防法規制に対応しながら搬送ラインの連続性を維持することが求められており、手動での機構操作では緊急時の対応が遅れる恐れもあることから、自動化された安全システムの構築が必要でした。
解決策
防火シャッター付近に設置する特殊仕様コンベヤとして、エアシリンダを用いた乗移りローラ自動退避機構を開発しました。火災感知器からの信号を受けた際に、コンベヤとコンベヤの間に設置された乗移りローラがエアシリンダ駆動により自動的に退避し、シャッターが閉まる空間を瞬時に確保します。この機構により、平常時は通常のコンベヤラインとして連続搬送が可能でありながら、緊急時には防火シャッターが確実に閉鎖できる安全性を両立しています。特別な機構を装備することで、コンベヤの設置箇所や条件に柔軟に対応できる設計となっています。
ベース機種
MMX300(中荷重搬送ベルトコンベヤ)をベースとして使用。目安搬送質量40kg/台、ベルト幅200~1000mm、機長80~1000cm、テールローラφ48.6mmの堅牢な仕様に、エアシリンダ駆動の乗移りローラ退避機構を追加。フレーム横への突起物が無いフラットなボディーを持つ強力タイプで、スピコン変速・汎用インバータ変速・DCモータ変速に対応し、多様なライン構成が可能です。防火シャッター設置箇所という特殊条件下でも安定した搬送性能を発揮します。
マルヤス機械からのご提案
防火シャッターが閉じる箇所に設置するコンベヤで、信号を受けた際にコンベヤとコンベヤの間の「乗移りローラ」をエアシリンダを用いた機構によりシャッターが閉まる空間を確保します。
注目ポイント
特別な機構を装備することで、コンベヤの設置箇所・条件に対し柔軟に対応できます。
関連データ
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