自動箱詰め装置 ～ 箱移載機

箱入替ユニットによる連続自動箱詰めシステム

課題

搬送物を段ボール箱に詰める作業が手作業で行われており、作業者の負担が大きく、処理能力にも限界がありました。また、空箱の準備や実箱の排出を並行して行う必要があり、作業スペースの確保や作業動線の複雑化も課題となっていました。連続的で効率的な箱詰めと箱交換を自動化するシステムが求められていました。

解決策

ガイドユニットで搬送物を両サイドから位置決めを行い空段ボール箱内へ挿入する自動箱詰め装置を構築しました。あらかじめ「特MEM」で空段ボール箱を受取り、反転機で空段ボール箱を90°寝かせながら箱入替ユニットへ受渡し、空段ボール箱を1バッファ待機させておきます。空段ボール箱内へ搬送物が挿入され後、箱入替ユニットで、実・空段ボール箱を同時に入替を行い、実段ボール箱は外周コンベヤへ排出します。この一連の動作により、連続的な箱詰め作業を実現し、作業者の負担軽減と生産性向上を同時に達成します。

ベース機種

マルヤス機械のオーダーメイド対応により、ガイドユニット、特MEM（空箱受取装置）、反転機、箱入替ユニット、外周コンベヤを統合した専用自動箱詰めシステムを設計します。搬送物の形状・重量・箱サイズに応じて最適な位置決め機構と箱入替タイミングを制御し、連続的で効率的な自動箱詰めラインを提供します。